浴衣レンタルは夜も大丈夫?夜に出かけるおすすめスポットや注意点も紹介
夏の夜といえば、花火大会や夏祭り、盆踊りなどを思い浮かべる方もいるでしょう。せっかく夜のイベントにお出かけするなら、浴衣を着てみてはいかがでしょうか。着物・浴衣のレンタル店を利用すれば、着付けからヘアセットまでしてもらえるため便利です。
お店によっては、夜の浴衣レンタルも可能です。VASARAでは、オプションとして返却時間の延長ができるほか、翌日返却がセットになった浴衣プランもご用意しています。
この記事では、夜まで浴衣をレンタルしたい方に向けて、着物レンタルVASARAのプランやレンタル方法、料金などを紹介します。また、夜に浴衣を着て出かけたい場所や、注意点なども解説するため、ぜひ最後までお読みください。
■浴衣レンタルは夜もできる?
着物や浴衣のレンタルを提供しているお店のなかには、夜のレンタルが可能なところもあります。
提供するプランはお店によって異なり、多くは通常のプラン価格に延長料金が加算されるシステムです。当日の営業時間内での返却か、翌日返却(1泊2日)かで料金は変わります。
なかには、翌日返却専用のプランを用意しているお店もあります。のちほど紹介しますが、VASARAでも「花火大会限定プラン」を提供しています。
返却方法も、お店によってさまざまです。店舗まで返しにいかなければならない場合もあれば、郵送での返却が可能な場合もあります。浴衣のレンタルを検討している方は、遊びに行く場所やスケジュールによって、レンタル方法を決めるとよいでしょう。
■着物・浴衣レンタルVASARAの浴衣プラン
夜に浴衣をレンタルするなら、VASASAの浴衣プランがおすすめです。店舗は、関東(東京・埼玉・神奈川)を中心に、関西や中部、九州地方にもあります。
以下に、VASASAの特徴や浴衣プランを紹介しましょう。
◇VASARAの特徴
VASARAの特徴といえば、プランや料金のわかりやすさが挙げられます。
レンタル店によっては、プラン価格が安い反面、へアセットや髪飾り、巾着などに追加料金がかかり、合計金額が思った以上に高くなる場合もあります。
一方VASARAのWebサイトに表示されている各プランの料金は、小物(足袋や巾着)、ヘアセットも込みの金額です。返却時間の延長や荷物預かりなどのオプションを頼まない限り、表示の料金のみで浴衣の着付けからヘアセットまで行ないます。
◇おもな浴衣プランの紹介
VASARAでは、複数の浴衣プランを提供しています。いずれのプランも、浴衣・帯・浴衣用肌着・かご巾着・下駄・かんざしがセットになっています。
以下に各プランの概要と料金(Web申し込みの場合)を紹介します。
・浴衣 スタンダード 3,630円(税込)
手頃な価格で浴衣をレンタルできるため、初めて浴衣を着るという方にもおすすめです。
・浴衣 ワンスター 6,050円(税込)
浴衣ならではの、華やかで色とりどりの柄を楽しめるプランです。現代風な装いを楽しみたい方におすすめ。
・浴衣 レトロ 7,150円(税込)
レトロな雰囲気のオリジナル浴衣が勢ぞろいしています。シワ兵児帯を締めればオトナかわいく、レース(オプション)を使えばレトロモダン風にもなるなど、人気のプランです。
・浴衣 レトロプレミアム 8,250円(税込)
レトロでありながら、トレンドを意識して厳選した浴衣を用意しています。レース小物(オプション)で自分らしくアレンジもできるため、花火大会などにもおすすめです。
・浴衣 学割プラン 4,950円(税込)
学生限定(女性)の浴衣プランで、学生証の提示が必要です。浴衣は、スタンダード、ワンスター、レトロのプランから選べます。
・浴衣 花火大会限定プラン 11,000円(税込)
翌日返却の利用料が含まれており、花火大会などで夜遅くなる場合に便利なプランです。もちろん、花火大会以外でも利用できます。
オプションの安心パックも付帯しており、上限50,000円までが保証されるため、食べこぼしなど浴衣を汚してしまわないか心配な方でも利用しやすいのもメリットです。ただし故意による破損など適用対象外になる場合もあるため、詳しくは店舗でお尋ねください。
◇カップルで利用できる浴衣プランの紹介
VASARAでは、カップルのための浴衣プランもご用意しています。以下にプランの概要と料金(Web申し込みの場合)を紹介します。
・カップル 浴衣スタンダード 10,560円(税込)
女性の浴衣スタンダードとMen’s浴衣がセットになったお手頃プランです。なお、Men’s浴衣は、浴衣・角帯・信玄袋・肌着・下駄がセットになっています。
・カップル 浴衣ワンスター 12,980円(税込)
女性の浴衣ワンスターとMen’s浴衣がセットになったプランです。華やかな柄で現代風な浴衣スタイルを楽しみたいカップルにおすすめです。
・カップル 浴衣レトロ 14,080円(税込)
女性の浴衣レトロとMen‘s浴衣がセットになったプランです。普段とは違うレトロな雰囲気を、カップルで楽しむのもいいものです。肌触りの良い素材を使っているため、暑い夏でも着やすく人気があります。
・カップル 浴衣レトロプレミアム 15,180円(税込)
VASARAが厳選したおしゃれな浴衣を、カップルで楽しめる最上位プランです。花火大会や記念日にもおすすめです。
■VASARAなら夜の浴衣レンタルも可能
VASARAでは、夜の浴衣レンタルも可能です。以下に概要を説明します。
◇夜に浴衣をレンタルする方法
着付けの最終受付時間は17時(ヒルトン東京お台場店のみ18時※)のため、その時間までに店舗に着いておく必要があります。浴衣を選び、着付けやヘアセットを終えたらお出かけできます。
返却時間は、当日17時30分(ヒルトン東京お台場店のみ18時30分※)までです。
夜までレンタルしたい場合は、出発までに延長オプションの申し込みを行ないます。オプションを含めた料金については、次に解説します。
※ヒルトン東京お台場店の営業日は、金土日祝のみとなります。
◇夜に浴衣をレンタルする場合のオプション料金
VASARAの浴衣レンタルの料金は、プランによって異なります。例えば女性の浴衣プランは、3,630円~11,000円(税込)です。
翌日返却のオプションをつけると、店舗に返却する場合で、別途2,200円(税込・1着当たり)が必要です。レンタル翌日の17時30分までに返却する必要があります。返却時まで、手荷物1袋分までの荷物を無料でお預かりも可能です。
郵送で返却する場合は、送料込みで別途4,400円(税込・1着当たり)がかかります。レンタルの翌日までに発送手配を行なう必要があり、荷物の預かりは不可となっています。
◇花火大会限定プランも
VASARAが用意するプランのうち「浴衣 花火大会限定プラン」なら、翌日返却の利用料も含まれています。最新コーディネートの浴衣を楽しむことができ、もちろん、花火大会以外でも利用が可能です。
浴衣を郵送で返却する場合は、別途2,200円(税込・1着当たり)がかかります。
■夜に浴衣を着る場合の注意点4つ
夏の夜のお出かけは楽しいものですが、浴衣を着て出かける場合、注意しておきたい点もあります。ここからは、注意点を4つ紹介します。
◇熱中症に注意する
近年は夜でも蒸し暑いため、熱中症にはじゅうぶんに注意してください。
浴衣は帯を絞めると汗が出て、特に和装に慣れていない方には、負担になりがちです。
日中から出かける場合はできるだけ炎天下を避け、歩く際には日傘を差しましょう。下駄を履いているので、あまり歩かなくて済むコースを選ぶことも重要です。
また、こまめに休憩をとることも大切です。浴衣を着ているとトイレが面倒だからと水分を控えてしまいがちですが、脱水症状を起こしては元も子もありません。しっかり水分をとってください。
◇風呂敷やタオルを持っておく
花火大会などでは、椅子のない場所に座る可能性もあります。そこで、風呂敷を1枚持っておくと、広げて座れるため便利です。風呂敷はバッグの代わりにもなるほか、帯の結び目がほどけそうになった際にも、結んで補強できます。
タオルも同様に、バッグに入れておくとよいでしょう。汗を拭くだけでなく、帯が緩んで着崩れた際に、背中側にタオルを挟むと緩みを軽減できます。
◇TPOに気を付ける
浴衣は、着物の格式では一番下になります。洋服に例えると、ジーパンにTシャツといった位置付けです。
浴衣は古くは入浴着や寝間着として着用するものでしたが、現代では花火大会や夏祭りで着るのも一般的になりました。ただし、冠婚葬祭やドレスコードが決まっている場所では、浴衣は適しません。
また、高級レストランや高級ホテルなどでは、入店を断られる場合もあります。食事や宿泊を予定している方は、浴衣での入店が可能か、事前に問い合わせておくのが無難です。
◇イベント時の予約はお早めに
地域の花火大会などイベント時には、浴衣のレンタル店も繁忙期になります。予約が埋まりやすくなるため、早めの予約がおすすめです。
■夜に浴衣で出かけるおすすめスポット
せっかく浴衣を着るのですから、目当てのお出かけスポットを探しておくとよいでしょう。ここでは、夜に浴衣で出かけるおすすめスポットを紹介します。
◇花火大会
夏の風物詩である花火大会には、せっかくなら浴衣を着て行きたいものです。なかでも「隅田川花火大会」と、江戸川河川敷の「江戸川区花火大会」は、東京の二大花火大会として有名です。
栃木県の「おやまサマーフェスティバル」のように、車でアクセスできる花火大会もあります。また、静岡県の「熱海海上花火大会」では、ホテルや宿からも花火を眺められます。着物を着慣れていない方、長い距離を歩くのが心配な方は、ぜひチェックしてみてください。
◇盆踊り
浴衣といえば、盆踊りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。夏になると地域ごとに盆踊りや夏祭りが開催されます。浴衣を着て参加し、夏の雰囲気を存分に味わいましょう。
盆踊りでは汗をかく可能性が高いため、タオルやうちわ、扇子なども持参します。また、下駄を履き慣れていないと靴擦れができることもあるため、絆創膏も持っておくと安心です。
◇古都や温泉街
古都や温泉街には、歴史を感じさせる建物などレトロなスポットもあり、夜の散策も楽しめます。また、街並みを背景に、浴衣姿で写真を撮るなどの楽しみ方もあります。
VASARAは店舗を全国展開しているため、現地での浴衣レンタルも可能です。また返却についても、郵送返却(4,400円(税込・1着当たり))や、借りた店舗とは別の店舗での返却(4,235円(税込・1着当たり))ができます。
■VASASAで夜に浴衣をレンタルする流れ
最後に、VASARAで夜に浴衣をレンタルする際の基本的な流れを解説します。
◇Webまたは電話で予約
Web予約フォームかLINE、もしくは電話にて希望日時を予約します。当日予約も可能ではありますが、できれば事前予約がおすすめです。
◇来店
予約時間よりも少し早めに来店します。着付けに必要な持ち物はありませんが、本人確認のため、身分証明書(免許証、パスポート、学生証など)の提示を求められます。
◇浴衣の着付け
受付後、専用スペースにて浴衣の着付けを開始します。着付け自体の所要時間は、約20分です。
◇ヘアセット
着付け後は、ヘアセットをします。ヘアセットは無料コースとは別に、編み込みなどの有料コースもご用意しています。
◇小物選び
小物を入れる巾着を選びます。店舗では貴重品の預かりはしていないため、貴重品は巾着に入れて持ち歩く必要があります。オプションで、大型の巾着かごバッグの貸し出しも行なっています。
なお、受け付けから支度を終えるまでの所要時間は、混雑時をのぞき1名につきおおむね1時間です。
◇返却は当日17時30分まで
最終返却時間(当日の17時30分)までに浴衣を返却します。返却時間に間に合わない場合は、延長料金1,100円(税込・1着当たり)がかかります。
店舗の営業時間(18時※2)を過ぎると返却はできないため、翌日(9時~17時30分)の返却になります。この場合は延泊料金として、1泊ごとに2,200円(税込・1着当たり)が必要です。
花火大会などで夜のレンタルが決まっている場合は、出発までに延長オプションの申し込みを行ないます。
※1:ヒルトン東京お台場店のみ最終返却時間は当日の18時30分までになります。
※2:ヒルトン東京お台場店のみ19時までの営業となり、金土日祝のみ営業しています。
■まとめ
夏といえば、浴衣を着て花火大会や盆踊り、街並みを散策することが楽しみな季節です。着物・浴衣のレンタル店では、夜の浴衣レンタルも行なっているため、ぜひ浴衣で参加してみてはいかがでしょうか。
着物レンタルのVASARAでは、予算に応じて複数の浴衣プランをご用意しています。着付けからヘアセット、小物の貸し出しまでセットになっているほか、夜間の延長も可能です。
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