振袖について
2019年 2020年 2021年成人の♡皆さん♡こんにちは、振袖 VASARAです。
いつも沢山のお問合せをいただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまで、ご予約も徐々に埋まってきておりますので、ご検討中の方はお急ぎくださいね!!
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さて前回のコラムでは、振袖VASARAを立ち上げた想いについて書かせていただきました。
ここで、そもそも振袖とはなんなのかについてお話します。
◆ 振袖とは
未婚女性が着る着物の中で、最も格が高いとされる着物で、華麗な絵羽模様と長い袖が特徴です。
その語源は「袖を振る」ことに由来しているともいわれており、ほかの着物と比べて袖の長いのが特徴です。
一口に振袖といっても、豊富なデザインがあり種類もさまざまです。
◆ 振袖の種類
本振袖(大振袖)は袖の長さは三尺三寸~三尺(約124~114cm)
中振袖(二尺五寸 約95~99cm)はパーティーなどに、
小振袖(二尺~二尺三寸)は茶会や気軽なパーティーなどに用いられます。
◆ 大振袖・中振袖・小振袖の違い
大(本)振袖・中振袖・小振袖の大きな違いは、袖の長さです。
袖の長さが違うことで、身に付けるのに適した場面も変化します。
以下で紹介するので振袖を選ぶときの参考にしてくださいね。
● 大(本)振袖・・・結婚式での花嫁衣裳
「引き振袖」「引き振り」「お引きずり」「お引き」などとも呼ばれる「大振袖」。袖丈が114cm前後と、振袖の中でも最も格式が高く、未婚女性の第一礼装とされています。
その昔は5つの家紋をかかげた「五つ紋」が正式でしたが、今では省略されることが多いようです。大胆に模様をあしらった華やかなものから色無地まで、デザインも豊富。
引きずるほどに長い袖丈は気品の中にも艶っぽさがあり、凛とした美しさを演出します。
● 中振袖・・・成人式、結納、パーティー、披露宴
中振袖の袖は100㎝前後です。着ると袖はふくらはぎあたりまできます。
昔は成人式に着る振袖は中振袖が主流でしたが、最近はあまり大振袖と区別されなくなってきています。
ただし、結婚式で花嫁が大振袖を着るとき、ゲストは衣裳が似てしまわないように中振袖を選ぶのが礼儀とされています。
● 小振袖・・・卒業式(袴と合わせて)
小振袖とは袖の長さが60~85㎝程度の着物です。小振袖の袖は二尺袖とも呼ばれ、着ると膝あたりまできます。
袴やブーツなどと合わせたときのバランスがちょうどよく、卒業式でよく着用されるのがこの小振袖です。
振袖の中ではもっともカジュアルな着物で、観劇やちょっとしたパーティーにも気軽に着ていくことができます。
◆ 最後に
振袖は「若い人が着るもの」と思われがちですが、未婚女性であれば何歳であっても着ることが可能です。
大人っぽい装いにしたい時は、帯を太鼓結びにしたり、半衿や重ね衿の色柄を品のあるものにすることで落ち着いた印象になります。
振袖は未婚女性のみ着ることができる、着る時が限られた礼装です。
3つの種類の特徴やふさわしい着用シーンをしっかりと確認して、日本の美しい着物文化を楽しみましょう。
VASARAでは、着物のちょっとしたご質問も承っております。
お気軽にお問い合せください。
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