【浅草】花やしきの歴史
浅草花やしきが開園したのが1853年です。江戸時代の頃に出来た遊園地ですが、正確には最初は遊園地では無く植物園でした。当時、植木商だった森田六三郎さんが「浅草寺に是非とも植物園を開園して、多くの人々に自分の植え育てた植物を見てほしい」との嘆願書を出して、それが認可されたのが「浅草花屋敷」の始まりです。この花やしきはすぐに人気を博して、文化人の方々が訪れて繁盛しました。最初は植物だけを展示していたのですが、やがては希少な動物も展示されて動物園としても人気を集めます。そしてそれだけにとどまらず、遊具なども設置され、日本で最初のコースターやブランコなどが誕生し、テーマパークとしてのスタンスを確立したのです。戦時中には規模を縮小して、一時は取り壊しが決定したものの、昭和24年に再び開園し、今でも浅草の人々から親しまれています。
日本最古の遊園地って、乗り物はどれくらいあるの?
花やしきは敷地面積が5800m2で、ビルの横をスレスレに走る最古のローラーコースターがあるのもこの花やしきの魅力です。花やしきに設置された乗り物の数は17種類以上にもなり、美しくゆったりと乗って遊べるメリーゴーランドや迫力のスカイシップ、心地よい恐怖を味わえるゴーストの館や新しいお化け屋敷、刺激を味わえるBeeタワーやスペースショットなど、刺激的な乗り物もたくさんあります。また、花やしきは夜景もまた素晴らしく、都会のど真ん中にあるからこそ、東京の街の夜景を満喫しながら乗り物に乗れるのが魅力で、他にはない独特なレトロ感タイムスリップしたかのような感覚で遊べるのが楽しい場所です。
花やしきの魅力
花やしきは、さまざまなテーマパークの中でも異色のテーマパークとして知られています。通常のテーマパークは絶叫マシーンが売り物であることが多く、現代的なテーマパークが多いのですが、花やしきは昔ながらのノスタルジーな要素が詰まっているテーマパークで、言うならば、昔にタイムスリップしたような気持ちになれるのが大きな魅力です。花やしきには日本で最も古いローラーコースターがあり、歴史を感じながらスリル満点のコースを楽しむことができます。テーマパークといえば園内がとても広く、移動だけでも大変だと考える方がいますが、花やしきはそれほど大きくない敷地に色々な乗り物がありますので、移動もスムーズに楽しむことができるのも魅力のひとつです。
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