着物の歴史:平安時代の男性女性着付け
男性の正装・束帯の着付け
1.肌着(小袖)を着る。
2.大口袴(表袴の下にはく袴)をはき、単と衵(表着と単の間に着るもの)を着る。
3.表袴(足首の長さまでの袴)をつける。
4.下襲(半臂の下に着るもので、前より後ろが長い)を着る。
5.半臂(袖の短い衣服)を着る。
6.袍(表着)を着て、石帯(石飾りのある黒塗りの革帯)を結ぶ。
女性の正装・十二単の着付け
1.肌着(小袖)を着て、紅の袴をはく。
2.単を着る。
3.袿(単と表着の間に着るもの)を着る。
4.袿を何枚か重ね(中世以降は5枚)、打衣を着る。
5.表着(複数の色で模様が表されている)を着る。
6.唐衣(袖のやや短いもの)を着て、裳(後ろに長く引く下衣)をつける。