粋な江戸文化が根付く街、両国
国技館がある街、両国。相撲のイメージの強い両国ですが、相撲だけでなくたくさん見どころのある街なんです。今回は両国のおすすめ観光スポットをご紹介します。着物を着て両国の粋な江戸文化を満喫しちゃいましょう!
◆両国の王道スポット!江戸東京博物館
江戸東京博物館といえば、国技館と同様に両国の顔として有名ですよね。こちらは江戸と東京の街の様子が詳しく学習できるようになっている施設で、入り口すぐには実物大に復元された江戸時代の日本橋があります。この日本橋を渡ると、そこには活気あふれる江戸の町が広がっていますよ!時期によっては常設展だけでなく企画展が開催されているので、そちらに合わせて足を運ぶのもおすすめです。次回の企画展は「春を寿く―徳川将軍家のみやび―」という展示で、2019年1月2日から開催されるそうです。江戸東京博物館はJR両国駅西口から徒歩3分。駅かららくらく遊びに行けるところも魅力のひとつです。着物で江戸の賑わいを肌で感じつつ、文化を学ぶ。そんな休日も粋で素敵ですよね!
江戸東京博物館 東京都墨田区横網1-4-1
◆おなかがすいたら江戸NOREN
駅ナカをリニューアルし、2016年にオープンしたばかりの江戸NOREN。「粋な江戸の食文化を楽しむ」をコンセプトに、天ぷら屋、もんじゃ焼き屋、甘味処、両国ならではなちゃんこ屋など12のバラエティ豊かな和食のお店が集結しています。施設内に飾られた土俵も必見です!ちなみに飲食店だけでなく両国観光案内所もこちらにあります。両国観光案内所では伝統工芸品の販売も行われていますので、伝統工芸品をお土産に購入したい人はこちらへどうぞ。江戸東京博物館の展示で江戸の文化を楽しんだ後は、和食で江戸の食文化を楽しむのも良いですよね。和食の魅力がぎゅっとつまった江戸NORENで、お気に入りのお店を見つけちゃいましょう!
江戸NOREN 東京都墨田区横網1丁目3番20号
◆両国といえば「相撲博物館」
両国の顔である国技館の中に博物館があるって皆さんご存知でしたか?その名は相撲博物館。相撲に関する資料や歴史を学ぶことができる博物館です。こちらは貴重な錦絵や番付、化粧まわしといった相撲に関する資料の展示や、歴代の横綱の写真など、相撲にあまり興味がない人でも目で楽しめる施設になっています。インパクト大な壁の大きな相撲の錦絵も見どころです。国技館売店でグッズなども販売されていますので、お土産もばっちり購入できちゃいますよ!
相撲博物館 東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階)
◆両国の新名所、すみだ北斎美術館
下町に突如現れる近未来的な4階建ての建物。こちらは2016年11月にオープンしたすみだ北斎美術館です。こちらでは世界的に有名な浮世絵師、葛飾北斎の作品の数々を実際に見ることができます。北斎の浮世絵の代表作である「富嶽三十六景」ももちろん展示されていますよ。版画や浮世絵の展示だけでなく、作品を制作する北斎と娘の阿栄(おえい)の蝋人形なども展示されていて、まるでその場にタイムスリップした気分を味わえます。江戸東京博物館から歩いて行ける距離にあるので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
すみだ北斎美術館 東京都墨田区亀沢2-7-2
いかがでしたか。今回は着物に合う両国のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
JR両国駅へは、JR秋葉原駅から総武線で2駅。JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩6分の着物レンタルVASARA秋葉原神田明神店なら、今回ご紹介したどのスポットにもらくらくアクセスできますよ。着付けやヘアセットも別のお店を予約することなく行えますので、お仕度も非常にスムーズです。
ぜひこの機会に着物で両国を散策して、粋な江戸文化に触れてみてくださいね。