【2018年12月】京都・嵐山花灯路
12月の京都、紅葉シーズンの終わりと共に「嵐山花灯路」がはじまります。嵐山から北嵯峨野まで、冬の花灯路は幻想的な空気に包まれ新しい京都の魅力を感じさせてくれます。今回は、今の時期に見頃となっているスポットと、ライトアップされる寺院仏閣情報をそれぞれご紹介いたします。
<見頃>
●渡月橋
渡月橋と山裾、水辺などをライトアップし、雄大で美しい夜の自然景観を演出します。
●竹林の小径
野宮神社から大河内山荘庭園に至る散策路の竹林をライトアップし、幻想的な情景を演出します。
●灯りと花の路
嵯峨・嵐山地域の水辺や竹林を含む自然景観や歴史的文化遺産などを生かし、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の「灯り」と、ボリューム感のあるいけばな作品の「花」で演出。露地行灯による、あたたかみのある灯りの散策路をお楽しみください。
●いけばなプロムナード
灯りと花の路沿いの9箇所に大型花器によるボリューム感のあるいけばな作品を展示します。
●コトノハ行灯
長神の杜に記念のメッセージなどを紅葉柄のシールに書いて大型行灯に貼りつける参加型のイベント。あなたのメッセージで行灯を彩ってください。
●お絵かき行灯
中之島公園会場で用紙にイラストを描いて、オリジナルデザインの行灯を作成し、会場に展示できます。描いたイラストは、その場で縮小コピーし、ミニチュア行灯を製作。嵐山花灯路来場の記念としてお持ち帰りいただけます。
<特別拝観・開館・ライトアップ情報>
●常寂光寺
小倉山中腹の静寂な寺域は、天台四土最勝の浄土である常寂光土に遊ぶかのようであることから寺号となりました。山門から仁王門、本堂、多宝塔へと続く参道は、秋には紅葉のトンネルとなります。山腹からの市内一円の夜景が見事です。
夜間特別拝観/午後5時〜午後8時30分(8時受付終了)
●野宮神社
平安遷都後、伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が1年間ここに籠って精進潔斎をする習わしがあった。付近に産する竹を「野宮竹」という。祭神は天照大神。嵯峨野めぐりの起点でもあります。
日没〜午後8時(受付終了)
●宝厳院
大本山天龍寺の塔頭寺院。庭園「獅子吼の庭」は、嵐山を借景とした広大な敷地の回遊式庭園。春は桜や新緑、秋は紅葉と自然をそのまま活かした美しい景色が広がります。特に秋には紅に染め上げる境内一帯をライトアップします。
夜間特別拝観/午後5時〜午後8時30分(午後8時受付終了)
●法輪寺
和銅6年(713年)に元明天皇の勅願により、行基菩薩が創建した古刹。日本随一の虚空蔵菩薩の霊場です。その霊験は『今昔物語』などにも記述されています。『十三まいり』の寺として知られており、舞台から京都市内が一望できるようになっています。
日没〜午後8時30分
●落柿舎
蕉門十哲の一人として名高い江戸時代の俳人、向井去来の草庵。庭にあった40本の柿の実が一夜のうちに落ちつくしたのが名の由来となっています。芭蕉が晩年当庵で名作『嵯峨日記』を著しました。玄関には庵主の住宅を示す蓑と笠が掲げられ、庭には去来や芭蕉の句碑が立ちます。
夜間特別入庵/午後5時〜午後8時30分(8時受付終了)
●嵯峨嵐山文華館
嵐山や京都の芸術・文化を紹介する総合博物館として2018年秋にリニ ューアルオープン。嵐山にちなんだ日本画を紹介する企画展「いまもむかしも 胸きゅん嵐山」開催中です。
夜間特別開館/午後5時~午後8時30分(入館は8時まで・火曜休館)
●着物で京都の冬景色を楽しましょう!
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いかがでしたか。今回は京都の冬風物詩―嵐山花灯路をご紹介しました。ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。そして、着物レンタルを検討されている方は着物レンタルVASARA京都駅前店がオススメです。
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