伊勢って何があるの?伊勢の代表的名物グルメをご紹介
一度は耳にしたことのある、「おかげ参り」。おかげ参りとは江戸時代、ある特定の年に起こった庶民の熱狂的な伊勢神宮参拝現象を指し、ぬけ参りともいいます。伊勢神宮参拝は庶民が憧れ、楽しみにしていた旅行でした。おかげ参りを通して昔から全国より人が集まり発展を遂げているのが伊勢です。そんな歴史ある伊勢の名物をご紹介いたします。
●伊勢うどん
太くて柔らかい麺にたまり醤油がベースの真っ黒なタレ。普通のうどんの様に麺がつゆに浸っておらず、底にある濃厚なタレを絡めながらいただきます。あまりに太くてコシの無い麺に驚く方がたくさんいます。なぜこんなに特徴ある麺なのかというと、昔の人は歩いて伊勢神宮を目指し長旅をしていました。疲労が溜まっているので、消化がしやすくなるように考案されたという一説があります。地元ではスーパーに常時置いてあり、家庭食としても愛されています。お土産店に麺とタレのセットもあるので、お家で気軽に召し上がれます。
おすすめ店 ふくすけ
伊勢市中之切町52(おかげ横丁)
0596-23-8807
年中無休 10:00~17:30(LO17:00 季節により異なる)
●てこね寿司
カツオやマグロなどの刺身を醤油などで作ったタレに漬け込み、酢飯と合わせたお寿司。薬味として大場、生姜、のりなどを散らしていただきます。発祥は志摩地方といわれ、かつお漁で忙しい漁師が手軽に作れる食事として、ぶつ切りのかつおと調味料を持参し酢飯をまぜあわせて(手でこねて)食べたのがはじまりといわれています。三重県の郷土料理として親しまれています。
おすすめ店 すし久
伊勢市中之切町20(おかげ横丁)
0596-27-0229
年中無休 10:00~19:30
(LO19:00 ただし毎月1日、末日、毎週火曜日の夜間営業は休み)
※夜間営業の時間は季節により異なる
●赤福餅
赤福餅の誕生は、いまからおよそ300年前の宝永4年(1707年)。赤福餅は、お餅の上にこし餡をのせた餅菓子です。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しています。名は「赤心慶福(せきしんけいふく)」の言葉から二文字いただき、「赤福」と名付けたと言い伝えられております。夏季は赤福氷、冬季は赤福ぜんざいなど期間限定の甘味もあります。2018年夏には土産用新商品が100年ぶりに発売されました。白小豆と手小豆を合わせた白あん、よもぎでつくった緑あん、赤福餅のこしあん、黒砂糖風味の黒あんの4種類を詰め合わせた「いすず野あそび餅」です。色んな味を楽しめる新商品はおススメです。
『いすず野あそび餅 購入方法』
五十鈴野遊びどころ内 赤福 五十鈴川店
(赤太郎ショップ前の臨時売店)
12;30より販売開始
※商品が売切れ次第販売終了
お一人様 5箱まで
おすすめ店 赤福本店
伊勢市中之切町26(おはらい町)
0596-22-7000
年中無休 5:00~17:00(繁忙期時間変更有)
伊勢の代表的名物グルメはいかがでしたか。一口食べれば昔から愛されている理由がわかるはずです。是非ご賞味ください。今回ご紹介したおすすめ店は当店から近い店舗なので、着物を着てから歩いて行けます。着物だと伊勢うどんや赤福ぜんざいなど汁物は食べこぼしが不安…という方は、あんしん保障パックをご利用くださいませ。
もしもの時も安心してご利用いただけます。
VASARAの着物を着て昔からのグルメをご堪能ください。